下準備
電子申請をするためには最低限の準備として、@ 電子証明書の取得、A
ICカードリーダライタの入手、 B
電子申請システムに対応したパソコンが必要となります。(画像をクリックすると拡大します)
@ 電子証明書の取得
インターネット経由で電子申請システムを利用するにあたって、どのように個人を特定するかが重要なポイントとなります。電子証明書を使うことで、ネット上で個人の特定ができ、成りすましや改ざん、送信否認などのネットワーク上の問題を解決することができます。
電子証明書は民間企業が提供しているサービスや、公的機関が提供しているもと色々ありますが、今回は公的機関が提供している「公的個人認証サービス」の利用を前提に話しを進めます。「公的個人認証サービス」の利用には、住民基本台帳カード(以下、住基カードといいます)を取得し、住基カードに個人認証を付加させる方法です。公的個人認証サービスの提供者は都道府県ですので、国民が安い費用でサービスを受けることができます。
(ア) 住民基本台帳カードの取得
住基カードは、居住地の市町村役場に申し込みを行うことで取得できます。当局の住んでいる山梨県東山梨郡春日居町の場合では、「住民基本台帳カード交付申請書」を記入し、カードに顔写真を載せる場合は写真と一緒に申請します。顔写真があるカードは身分証明書としても使えますが、私の場合は載せませんでした。申請後翌日にICチップが埋め込まれている住基カードが出来上がりました。住基カードの交付時に運転免許証など本人を確認できる書類の提示と受領の印鑑が必要となります。
交付された段階で、4桁の暗証番号の登録を窓口にて求められます。交付の料金は、春日居町の場合では500円でした。
住民基本台帳カード
(イ) 公的個人認証サービスの申し込み
公的個人認証サービスとは、行政手続などの電子申請に必要な本人を確認するサービスで、公開鍵暗号方式を電子署名として利用しています。公開鍵暗号方式とは、秘密鍵と公開鍵のペアを使い暗号文を作り出だす方法で、ペア以外の鍵では暗号文を元に戻すことができません。この二つの鍵の組み合わせを鍵ペアといいます。
住基カードを受け取りその場で、都道府県知事宛てに「電子証明書新規発行/更新申請書」の記入をします。「電子証明書新規発行/更新申請書」が受理されるとその場で役場の窓口に設置してあるタッチパネル式の鍵ペア生成装置に「住基カード」を挿入し、申請者自身で4文字以上16文字以下の大文字英数字でパスワードの設定を行ないます。鍵ペア生成装置は、設定されたパスワードを使い秘密鍵と公開鍵を作成しICカードに記録します。
登録終了後に「電子証明書の写し」と「公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト」CD-ROM1枚が渡されます。
鍵ペア生成装置
A ICカードリーダライタの入手
公的個人認証サービスを利用するにあたって、ICカードリーダライタが必要になります。ICカードリーダライタは「適合性検証済みICカードリーダライタ一覧」より機種を選択します。ネット上でも探してみるとUSBタイプの物で3千円が最低価格のようです。また、ネットサービスの加入等条件次第では無料の場合や無料貸与のところもあります。私の場合はネット通販で、SCR331-NTTComを購入しました。
B 電子申請システムに対応したパソコン
現在、電子申請システムに対応しているパソコンは、Windows系のOSのみです(マックは使用不可)。ここで簡単にチェックの項目とソフトのインストールステップを説明します。
チェック項目とインストールステップ
A) パソコンのスペック確認
B) インターネット接続と電子メールでの受送信
C) 対応ブラウザの確認
D) クッキー(Cookie)の設定
E) Sun Java Plug-in JREの導入
F) 公的個人認証サービス利用者 クライアントソフトの導入
G) 安全な通信を行うための証明書の入手
H) Sun Java Plug-in JREへの証明書のインストール
I) インターネット申請アプリケーションのダウンロードとインストール
J) 公的個人認証サービス利用者の場合、一部のファイルを手動でコピーする必要があります。詳しくは、「電子申請をするための準備」のページ一番下にある、『「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」の一部ファイルのコピーについて』を参照ください。ファイルをコピーしていないと、総務省にデータを送る時点で、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフトがインストールされていません。インストール後に実行してください。」とのメッセージが出ます。
尚、詳細につきましては、「電子申請をするための準備」参照して対応する機種をご用意ください。